コラム
名前を伏せると、なぜ素直に書けるのか
つみとやちゃ。今日は、おらがお手紙を運びながら考えとることを、少しお話しさせてくだはれ。
「ありがとう」は短い言葉なのに、いざ伝えようとすると、なかなか口から出てきません。相手がどう受け取るか、自分がどう見られるか。気になることが、言葉の前に立ちふさがるからやと思うちゃ。
名前を外すと、言葉だけが残る
名前を伏せると、手紙には「あなたの言葉」だけが残ります。見返りを求めていないことも、自分をよく見せたいわけではないことも、そのまま伝わります。
受け取った人にとっても、だれかが自分のことを覚えていて、わざわざ言葉にしてくれた。それだけで、十分にうれしいものです。
うまく書こうとしなくていい
上手な文章でなくてかまいません。いつ、どこで、何がうれしかったのか。ひとつだけ思い出して書けば、それはもう立派な手紙です。





